ウルフカットは他の髪型に比べると個性的でおしゃれなヘアスタイル!
街を歩くとウルフカットの女性をたくさん見かけますが、40代も例外ではありませんが90年代に流行ったウルフと違い、現在は「女性らしさ」を取り入れたネオウルフが主流です。
オーダーの仕方で、一昔前に流行ったクールな印象のヘアスタイルになることも…
40代に似合うウルフカットはどんなスタイル?
そこで今回は、40代女性におすすめのウルフカットや失敗しないオーダーの仕方などについて詳しくお伝えします。
40代女性のウルフカットはNG?おばさんヘアになる?
ウルフカットといえば若い子の髪型のイメージがありますが、実は40代以降の女性におすすめしたいヘアスタイル
ウルフカットは、40代女性に多い髪型の悩みが解決できるポイントがたくさんあります。
例えば、こんな悩みを抱えていませんか?
・トップのボリュームアップ
・パックリ分け目や分け目ハゲ
・ハリコシのない髪質
・潤いのないパサついた髪質
・手に負えないうねり髪
・髪の毛の隙間から見える白髪など
ウルフカットはトップが短く襟足の長い髪型なので、トップの髪の毛が根本から立ち上がり、ボリュームアップできます。
他にも、長期間同じ分け目や紫外線・摩擦などによってできるパックリ分け目が、レイヤーカットによって解消できるなどメリットがたくさんありますよ。
ウルフカットがおすすめの40代女性
ウルフカットは40代以降の女性におすすめのヘアスタイルですが、人によって、顔や頭の形、髪質の悩みが違うので「誰でもおすすめ」というわけではありません。
ウルフカットは、髪の毛全体にレイヤー(段)を入れるので、トップからふんわりとしたヘアスタイルを作れます。
くせ毛の髪質の人と相性がとてもいいので、年齢とともに髪質が変わってきた人におすすめですよ。
ウルフカットをおすすめしない40代女性
こんな40代女性には、ウルフカットをおすすめできません。
軟毛や猫っ毛で毛量が少ない人がウルフカットをする場合、ヘアカットだけでボリュームを出すのが難しい時はパーマで解決できます。
太くて硬い、クセが強すぎる髪質の場合、縮毛矯正すると解決できそうですが、ウルフカットは縮毛矯正との相性があまり良くありません!
ウルフカットといえば「ふんわりとしたトップ、丸みを帯びた後頭部、顔周りのくびれ」が魅力的なヘア。
縮毛矯正は髪の毛をまっすぐにするので、ウルフカットの魅力を存分に引き出せないのです。そのため、髪質によってウルフカットをしても、イメージ通りに仕上がらない可能性があります。
40代女性におすすめウルフカット【髪の長さ別】
ウルフカットは髪の毛の長さをどれくらいにするかで、見た目の印象が変わります。
髪の長さ | 印象 |
ショートウルフ | ・落ち着いた大人の印象 ・ひし形シルエットは面長の顔型をカバー |
ボブウルフ | ・クールな大人の印象 ・外巻きで垢抜けたイメージへ |
ミディアムウルフ | ・清楚な大人の印象 ・明るめカラーで白髪をカバー |
ロングウルフ | ・エレガントな大人の印象 ・レイヤーの入れ方で髪の悩みをカバー |
とくに、ヘアスタイルで見た目印象が大きく変わる40代女性は、ウルフカットをする前に髪の毛の長さについてよく考えてくださいね!
どうしようか悩んだ時は、美容師さんに相談して顔や頭の形、髪質にあったヘアスタイルにしてもらいましょう。
【ショート】40代女性におすすめウルフカット
40代女性がショートウルフにするなら、トップを長めにした今風スタイルがおすすめです。
トップを長めにすることで耳周りにボリュームが出て、キレイなひし形シルエットを作れます。ひし形シルエットは小顔効果を強めるので、面長さんに向いていますよ。
【ボブ】40代女性におすすめウルフカット
40代女性がボブウルフにするなら、全体的に重めのヘアスタイルがおすすめです。
内巻きにするとキュートさが出てしまいますが、レイヤーをあまり入れないネオウルフスタイルなら、どんな巻き方でも幼さを強めませんよ。
【ミディアム】40代女性におすすめウルフカット
40代女性がミディアムウルフにするなら、縦ラインを意識したヘアスタイルがおすすめです。
若々しさを保ちつつ大人っぽさを演出したい。縦長シルエットを意識したヘアスタイルは、2つの良いところを取り入れられますよ!
明るいヘアカラーやハイライトを入れることで、白髪防止にもなります。
【ロング】40代女性におすすめウルフカット
40代女性がロングウルフにするなら、レイヤーをたっぷり入れたヘアスタイルがおすすめです。
ロングウルフはレイヤーの入れる量が少ないと、一般的な髪型と違いがよくわかりません。パーマやヘアアレンジでおしゃれに見せたい、ボリューム感アップを出したいならレイヤーたっぷりめにしましょう。
【ヘアスタイル別】40代女性のおすすめウルフカット
ウルフカットはショートやミディアムヘアはもちろん、ストレートやパーマなどのヘアスタイルとの相性もバッチリ!
40代におすすめのウルフカットを、ヘアスタイル別にまとめました。
ウルフカット×女性40代×ストレート
若さを保ちつつ、40代女性らしさを取り入れたストレートウルフカット。サイドバングを入れることで、髪の毛を束ねた時に小顔効果をアップできますよ。
前髪はあり・なし、どちらもおしゃれな髪型です。
40代髪型×手入れが楽×ミディアムウルフ
40代女性に多い悩み「白髪」「髪の広がり」を解消できるボブウルフ。白髪ぼかしのハイライトを入れることで、白髪のお手入れをしなくても過ごせますよ。
スタイリングはオイルやトリートメントを髪の毛全体に馴染ませるだけでツヤ感がアップし、髪の毛の広がりを抑えられます。
ネオウルフカット×女性40代
ネオウルフカットは、トップを短くカットして昔の縦長ラインを意識した髪型ではなく、トップを丸くしたシルエットの髪型です。
40代女性が90年代に流行ったウルフカットをすると、おばさんに見られてしまうことも…。ネオウルフカットは今風を取り入れた髪型なのでおしゃれに過ごせますよ。
ソフトウルフカット×女性40代
ソフトウルフカットとは、トップと襟足の段差にあまり差を作らずカットした髪型。ウルフのように襟足は長めにカットしますが、段差があまりないので柔らかな女性らしさを演出できますよ。
おしゃれは楽しみたいけどハードな髪型に挑戦したくないと思う、落ち着き始める40代女性におすすめの髪型です。
40代髪型×ミディアムウルフ×髪が多い
髪の毛の量が多い40代女性におすすめなのがミディアムウルフです。高い位置からレイヤーをたっぷり入れることで、髪の毛のボリュームをダウンできます。
レイヤー多めのウルフカットはトップが立ち上がりやすいので、根本からふんわり感が増しますよ。
40代女性×パーマ×ウルフカット
育児、家事、仕事、介護など、忙しい40代女性におすすめなのがパーマとウルフカットのヘアスタイル。アクティブに動いても髪の毛が邪魔にならないショートヘアと、エアリー感を増すパーマスタイルはおしゃれな40代にアレンジしてくれますよ。
みんなと同じウルフカットが嫌な人、思い切ってイメチェンしたい人にもおすすめです。
「レイヤーとウルフカット」女性40代はどっちがおすすめ?
ウルフカットとハイレイヤー、40代女性はどっちがおすすめなのかは「なりたい雰囲気」で変わってきます。
ウルフカット | ハイレイヤー | |
レイヤーの入れ方 | 髪の毛の下部 | 髪の毛の上部 |
雰囲気 | ・カッコいい ・可愛い(ネオウルフ) | ・女性らしい |
ウルフカットといっても、髪の毛の長さやレイヤーの入れ方で雰囲気が大きく変わります。
シルエットが縦長のウルフカットはカッコよく、トップに丸みを帯びたネオウルフなら可愛さが強まります。
一方、ハイレイヤーはトップからレイヤーを入れるので、髪の毛全体に動きが出ます。ゆるい巻き髪などヘアアレンジの仕方によって「女性らしさ」が出ますよ。
40代女性がウルフカットにするポイント
40代女性がウルフカットに挑戦する時は、次の2つのポイントを意識してみてください。
・スタイリング
・ヘアアレンジ
それぞれ詳しくお伝えします。
40代女性のウルフカットのスタイリング
ウルフカットはお手入れ不要の髪型と思われがちですが、スタイリングを一切せず過ごすとペチャンコ髪を作ってしまいます。
もちろん、ストレートのウルフカットもおしゃれですが、40代女性はトップのボリュームダウンが気になる年齢。
エアリー感を高めたウルフカットにしたいなら、スタイリングでヘアセットしましょう。
スタイリングのコツ | |
トップ | アイロンやコテで巻き、毛を根本から立ち上げる |
髪の表面 | コテで内巻き |
髪の内側 | コテで外巻きや内巻きにする |
スタイリング剤 | オイルやバームを毛先中心に揉み込む |
髪の毛表面だけではなく、内側も巻くことで全体的にふんわりとしたウルフカットをセットできますよ。
40代女性のウルフカットのヘアアレンジ
ウルフカットをしたなら、40代女性の悩みが解消できるヘアアレンジに挑戦してみましょう。
ハイライトを入れたウルフカットは、白髪隠しや立体感、透明感を引き出せますよ。
デジタルパーマをかけたウルフカットは、パサつきの目立つ髪質が隠せて簡単なお手入れだけでおしゃれな無造作ヘアが完成します。
軽く巻いた髪の毛を1つに束ねて、トップの髪の毛を無造作に引き出すだけで立体感が出ておしゃれなヘアアレンジができます。
ウルフカットを40代女性におすすめする理由とは?
ウルフカットといえば、オオカミのたてがみのようなザクザクとしたヘアスタイル。
でも、今ブームになっているのは女性らしい丸いフォルムを取り入れた新しい髪型です。昔と違ってボーイッシュでクールなイメージではないので、40代女性にも似合います。
なぜ40代女性の間でもウルフカットが流行っているのか、それは次のような理由があるからです。
スタイリングなしでもおしゃれ
ウルフカットは、ほぼお手入れしなくてもおしゃれに過ごせる髪型のひとつ。
ワックスやスタイリング剤を使って、おでかけ前にセットしなくてもいいので、何事も面倒に感じてしまう40代女性にもおすすめです。
忙しくて時間がない!という時も便利ですよ。
ただ一方で、レイヤーを入れすぎると毛先が軽くなり、寝癖が付きやすいので要注意!
部分的に寝癖でできた外ハネは、一気に清楚感をなくしてしまうので、髪質や髪型によってスタイリングが必要です。
ボリュームアップで若々しさアップ
髪の毛のボリュームダウンが気になり始めた40代女性は、トップにレイヤーを入れたヘアスタイルがおすすめです。
トップにレイヤーを入れることで軽くなるので、自然とボリュームアップします。
あまり入れ過ぎると髪の毛のボリュームどころか、頭の形がハッキリとわかるようなデザインになるので気をつけましょう。
顔の骨格カバー&小顔効果
ウルフカットは、丸みのある後頭部と首周りのくびれによる外ハネが印象的なヘアスタイルです。
エラが気になる顔型の人や大きな顔に悩む人を、しっかりカバーしてくれます。顔の形や大きさがわかりやすいショートヘアを避けていた人も、「ウルフカットなら似合う!」という人もいます。
今まで避けてきた髪の毛の長さを、ウルフカットなら挑戦できますよ。
髪の毛のパサつきや広がりを防止
髪の毛全体が同じ長さの一般的なヘアスタイルと違い、ウルフカットはトップから襟足に向かって長くなります。
髪の毛のパサつきは毛先に多いので、ウルフカットなら目立たなくできるのがポイント!
また、湿気などで広がる髪質の人も、毛先を軽くしたウルフカットで落ち着いたという人もいます。
ヘアカットによって広がる可能性はありますが、一般的なヘアスタイルより広がってもあまり目立たないのでおすすめですよ。
40代女性がウルフカットをするオーダーの仕方
40代女性がウルフカットをする時は、無理に若さを出すようなヘアスタイルはおすすめしません。
例えば、次のようなオーダーの仕方はNGです。
・レイヤーの入れすぎ
・ぱっつん前髪はNG
・細いロッド&きっちりパーマ
・カラーリングなしの黒髪ヘアなど
ウルフカットは年代問わず人気の髪型ですが、10代や20代に流行っている同じヘアスタイルをすると「若作り感」が出てしまうので要注意!
例えば、白髪があるのに黒髪でぱっつん前髪のウルフカットや、バームやオイルなどを使って濡れ感を強めたウェットヘアなどは、だらしなさを強めます。
清潔感がありふんわりとした雰囲気を出すには、オーダーの仕方ひとつで変わりますよ。
・レイヤー控えめのネオウルフヘア
・前髪はシースルーバングや前髪なし
・ハイライトカラーで白髪をカバー
・パーマはゆるめにする
ポイントを意識してカットしてもらうことで、40代らしい女性にあったヘアスタイルを作れます。
ウルフカットを女性40代がする注意点
ウルフカットは40代女性すべての人におすすめできる髪型とは限りません。
髪質や骨格などによって似合う似合わないがあり、中には「毎日のお手入れが大変!」とストレスになるようなケースもあります。
40代女性がウルフカットにする時は、次の部分に気をつけてくださいね。
強いくせ毛の人は広がりやすい
ウルフカットはくせ毛を活かして、自然なパーマのようなヘアスタイルを楽しめます。
ですが、強いくせ毛の人がウルフカットをすると、髪の毛全体が広がって毎日のヘアセットが大変です。
レイヤーをたっぷり入れるほど髪の毛は広がりやすいので、ウルフカットにする時はくせ毛について美容師さんに相談しましょう。
美容院に行くときは、くせ毛を直さずに行くと美容師さんが状況を把握しやすいです。
ウルフカットと縮毛矯正は相性が悪い
ウルフカットはトップが丸く、襟足部分はくびれを作るシルエットが特徴的。
縮毛矯正をした髪の毛は、ウルフカットをするとふんわり感を出すことができず、せっかくレイヤーを入れてもエアリー感が出ません。
ウルフカット後に縮毛矯正をかけようとしている人、または縮毛矯正をかけた人がウルフカットをしようとしている人は、美容師さんにシルエットについて相談しましょう。
まとめ
ウルフカットは髪の毛のボリュームや白髪などで悩む40代女性におすすめのヘアスタイル!
レイヤーの入れる位置や入れる量によってイメージが変わるので、自分の髪の悩みに合わせてヘアカットをお願いしましょう。
またどの髪の長さでも40代女性にぴったりなので、新しいヘアスタイルに挑戦したい人は、ぜひウルフカットにチャレンジしてみてくださいね。